21日、中京競馬場5Rで新馬戦(2歳・芝1400m・18頭)が行われ、道中は後方に位置していた浜中俊騎手騎乗の6番人気オトコギマサムネ(牡2、栗東・吉田直弘厩舎)が、4コーナーで外を回って徐々に先団に進出すると、直線に向いて大外から一気の末脚を繰り出して先行各馬をまとめて差し切り、好位追走から早目抜け出しを図った2番人気スナッチマインド(牝2、栗東・岡田稲男厩舎)に、最後は2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分23秒5(良)。

　さらにハナ差の3着に、1番人気プロスパー(牡2、栗東・白井寿昭厩舎)が入った。なお、3番人気ピエナブラウニー(牝2、栗東・坂口正則厩舎)は5着に敗れている。

　勝ったオトコギマサムネは、父ジャングルポケット、母レッドベリル、その父スペシャルウィークという血統。勝利に導いた浜中俊騎手は昨日、武豊騎手に次ぐ史上2位のスピードで通算500勝を達成。勢いそのままに、この日は1R、3R、4R、5Rを制して早くも4勝目を挙げ、唯一敗れた2Rでも2着と絶好調モードに突入している。

【勝ち馬プロフィール】
◆オトコギマサムネ(牡2)
騎手：浜中俊
厩舎：栗東・吉田直弘
父：ジャングルポケット
母：レッドベリル
母父：スペシャルウィーク
馬主：塩澤正樹
生産者：ノーザンファーム