コウギョウデジタルが9馬身差の圧勝で重賞2勝目、ヒロインの座へ(写真提供:岩手県競馬組合)
28日、盛岡競馬場で第27回ひまわり賞(3歳・牝・ダ2000m・1着賞金300万円)が行われ、道中は3番手で運んだ阿部英俊騎手騎乗の2番人気コウギョウデジタル(牝3、岩手・菅原右吉厩舎)が、いい手応えのままで最後の直線に向くと後続を大きく突き離して抜け出し、4番手追走から粘った9番人気サクラタイシ(牝3、岩手・小笠原義巳厩舎)に9馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分6秒0(重)。
さらに6馬身差の3着に、8番人気フジノチーター(牝3、岩手・菅原右吉厩舎)が入った。なお、1番人気ボンジュールノゾミ(牝3、岩手・桜田康二厩舎)は4着、3番人気ラブソング(牝3、岩手・熊谷昇厩舎)は5着にそれぞれ敗れている。
勝ったコウギョウデジタルは、父アグネスデジタル、母イエスドラゴン、その父ダンスインザダークという血統。重賞初制覇を飾った前走の水沢のウイナーCは1400m戦での快勝だったが、6着に敗れた岩手ダービーと同じ盛岡2000mのオークスではぶっちぎりの独走Vを飾って重賞を連勝。通算4勝目を挙げた。
【勝ち馬プロフィール】
◆コウギョウデジタル(牝3)
騎手:阿部英俊
厩舎:菅原右吉
父:アグネスデジタル
母:イエスドラゴン
母父:ダンスインザダーク
馬主:菊地捷士
生産者:下河辺牧場
通算成績:13戦4勝(重賞2勝)