一週前追い切りを行ったザッハトルテ(撮影:井内利彰)
CBC賞4着後、ノーザンFしがらきに放牧に出され、7月31日に栗東へ帰厩した
ザッハトルテ(栗東・牧田和弥厩舎)。出走予定の北九州記念(8月18日・小倉芝1200m)へ向けた1週前追い切りを行った。
追い切りが集中した朝一番の時間帯から、少し時間が経った頃に1頭で登場。テンからゆったりしたペースで入り、道中もさほどペースは上がらず、終い重点。4コーナーから直線に向けて、なかなかの
スピード感だったが、最後の1Fは思ったより伸びず。6F84.9〜5F68.3〜4F53.1〜3F38.8〜1F13.1秒は、時計的に物足りない内容だった。
前走バーデンバーデンCを快勝した
マイネルエテルネル(栗東・西園正都厩舎)は、坂路馬場の1回目のハロー明けの時間帯での追い切り。テンをゆっくり入ったので、終いは力強く伸びるかと思われたが、伸びは平凡。時計的に見ても、今回が4F54.0〜1F13.0秒、前走が4F50.1〜1F12.4秒(最終追い切り時)なので、数字に歴然とした差がある。
NHKマイルC18着後は、ノーザンFしがらきに放牧に出され、7月26日に栗東へ帰厩した
ローガンサファイア(栗東・佐々木晶三厩舎)。こちらは、朝一番の坂路馬場での追い切り。これが栗東での最終追い切りということで、目一杯に追われて、4F52.9〜3F38.7〜2F24.8〜1F12.4秒。
「前走後はすぐにこのレースを目標に調整。今朝もいい動きだし、
パワーアップして帰ってきてくれました」と佐々木晶三調教師。今週末に小倉競馬場へ移動し、来週は現地で軽い追い切りを消化する予定となっている。(取材・写真:井内利彰)