マキャヴィティなど新潟2歳S厩舎情報/美浦トレセンニュース

2013年08月21日 17:40

マキャヴィティはどこからでも競馬ができると語る戸崎圭太騎手

新潟2歳S(GIII・芝1600m)に出走予定のマキャヴィティ(牡2・萩原清厩舎)、ダウトレス(牡2・小島太厩舎)、ユールドゥー(牡2・高橋祥泰厩舎)、マーブルカテドラル(牝2・上原博之厩舎)、アラマサクロフネ(牝2・高橋裕厩舎)、タカミツスズラン(牝2・高橋裕厩舎)についての陣営のコメント。

マキャヴィティについて、戸崎圭太騎手。
「前走のダリア賞(2歳OP・芝1400m・1着)で初めて乗りました。ヤンチャなところがあるとスタッフから聞いていましたが、返し馬も落ち着いていましたし、レースでも馬が来たらまた伸びるようなしぶとさがあって、能力も感じました。良い位置も取れますし、折り合いもつきますから、どこからでも競馬ができる馬だと思います。今回の出走馬の中で、唯一の2勝馬ですし、マキャヴィティらしいしっかりした良い競馬ができればと思います」

ダウトレスについて、小島太調教師。

「新馬からいきなり勝ち負けするというタイプの馬ではないですし、ここ2戦はまだ遊びながら走っていました。それでもデビュー戦(芝1200m)は3着でしたし、2戦目の未勝利(芝1600m)で勝ち上がるのだから、能力はかなり高い馬ですね」

小島厩舎の小島良太調教助手。
「レースでも最後まで真剣に走っていませんでしたね。結構物見をしますし、フワフワしていてまだ集中していないです。使いながら良くなってくるタイプですし、広いコースの方が合っていると思います」

ユールドゥーについて、高橋祥泰調教師。
「前走のダリア賞(5着)は、8枠11番と外枠の不利もありましたが、もう少し脚を伸ばしてほしかったですね。ただ、まだ体ができていませんし、気性的にものんびりしたところもありますから、その中で良い結果が出てくれれば、先々につながると思います。今回は1600mと距離が延びますし、直線も長いので、脚をためて終いを生かせれば良いですね」

マーブルカテドラルについて、上原博之調教師。
「デビュー前の調教でも、スピードがあるところを見せていました。競馬も上手で、最後の直線でも狭い所を臆せず走っていましたし、良い勝ち方をしてくれました。入厩してからずっとデビューに向けて調整を続けていたせいか、精神的な疲れも見えてきましたので、レース後は放牧に出てここを目標に調整をしてきました。休む前よりも良い状態で帰厩しました。デビュー戦当時は、精神的に子供っぽさがありましたが、リフレッシュしてからは気持ちにも余裕があるようですね。仕上がり早ということもあり、先週、今週と追い切りの動きも非常に良いです。折り合いもつきますし、直線の長いコースも合っていると思います。厩舎ゆかりの種馬(ダイワメジャー)の子ですし、頑張ってほしいですね」

アラマサクロフネとタカミツスズランの2頭が出走予定の高橋裕調教師。
「今日(8/21)の追い切りは、アラマサの方は馬場が荒れていたため脚を取られ気味でしたが、動きは良かったですよ。タカミツはあまりやるつもりはなかったので、あの程度で大丈夫でしょう。2頭とも変わりなく順調に来ています。
アラマサは、前走の未勝利戦(芝1400m)は逃げて勝ちましたが、これから距離も延ばしたいですし、今後のためにも控える競馬をさせたいですね。気性的には姉のアラフネの方が大人しくて、こちらの方が切れるのではないかという怖さがありました。なのでパドックでもパシュファイヤーを着けていますが、使った後もわりと落ち着いていますし、ここまで2戦使ったきても、テンションはあまり上がっていません。
タカミツは、函館の1200mの新馬戦で勝ちましたが、小回りなら距離が延びても大丈夫と乗り役も言っていました。ただ札幌2歳Sの1800mは長いので、新潟の1600に使うことにしました。
レースの位置取りは、アラマサの方が少し前で、タカミツはそれよりも少し後ろになると思います」(取材・写真:佐々木祥恵)

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