21日、川崎競馬場で第10回スパーキングサマーC(3歳上・ダ1600m・1着賞金1200万円)が行われ、好スタートから正面スタンド前で果敢に2番手を確保した川島正太郎騎手騎乗の3番人気トーセンアドミラル(牡6、船橋・川島正行厩舎)が、3コーナー手前で先手を奪い切るとゴールまでその脚衰えずにそのまま逃げ切り、中団追走から4コーナーで先頭集団に並びかけた1番人気ジョーメテオ(牡7、浦和・小久保智厩舎)に、1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分39秒4(稍重)。
さらに1/2馬身差の3着に、5番人気ガンマーバースト(牡6、船橋・出川克己厩舎)が入った。なお、2番人気ピエールタイガー(牡5、大井・荒山勝徳厩舎)は先手を取ったが、早々と失速して10着に敗れている。
勝ったトーセンアドミラルは、父キングカメハメハ、母サンデーピクニック、その父サンデーサイレンスという血統。JRAでは2012年のマーチS4着など、ダートを中心に5勝を挙げていたが、今年に入って船橋の川島正行厩舎へ移籍。南関東での3勝目が、嬉しい重賞初制覇となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆トーセンアドミラル(牡6)
騎手:川島正太郎
厩舎:船橋・川島正行
父:キングカメハメハ
母:サンデーピクニック
母父:サンデーサイレンス
馬主:島川隆哉
生産者:社台ファーム
通算成績:23戦8勝(JRA16戦5勝、重賞1勝)