歴史的名馬の遺伝子が日本でも大暴れするか。09年凱旋門賞などGI6勝を挙げたシーザスターズは、初年度産駒が今年デビュー。既に海外では勝ち上がった馬もおり、父としても高い能力を見せつつある。本邦初登場となるのが、日曜新潟5R(芝1600m)のトップオブスターズ(牡、美浦・戸田)。「とにかく背中がいいですね。力を秘めている感じ」と斎藤助手の期待は大きい。
7月上旬から入念に乗り込み、21日の最終追い切りには戸崎圭が騎乗。5F67秒7-38秒7-13秒2で僚馬と併入した。「日本の馬場にも合いそうな軽い走りをするんです。それに芯がしっかりしている」と鞍上は切れを実感。「まだ自分から動こうとはしない。底を見せていないというか…。実戦が楽しみ」。ベールを脱ぐ瞬間がいよいよ訪れる。
提供:デイリースポーツ