オースミブライト、引退

2004年12月16日 17:01

 16日、99年神戸新聞杯(G2)を制したオースミブライト(牡8、栗東・中尾正厩舎)が、17日付けで競走馬登録を抹消し、現役を退く事が分かった。今後は栗東ホースクラブで乗馬になる予定。

 同馬は、父ラストタイクーン、母タイセイカグラ(その父モーニングフローリック)という血統。半妹には03年関屋記念(G3)を制したオースミコスモ(牝5、栗東・中尾正厩舎、父フジキセキ)、伯母には89年桜花賞(G1)を制したシャダイカグラ(牝、父リアルシャダイ)がいる。

 デビュー2戦目で勝ち上がり、連勝で京都3歳S(OP)を制してOP入り。朝日杯3歳S(G1)、ラジオたんぱ杯3歳S(G3)は敗れるが、年明け初戦の99年京成杯(G3)を制して初重賞制覇を成し遂げる。さらに皐月賞(G1)ではテイエムオペラオーにクビ差届かなかったが、後のダービー馬アドマイヤベガ、菊花賞馬ナリタトップロードらに先着し、その実力をアピールした。秋初戦の神戸新聞杯(G2)を制し、好スタートを切ったが、続く京都新聞杯(G2)、菊花賞、ジャパンC(共にG1)では結果を残せず、99年シーズンが終了。その後は01年新潟大賞典(G3)を11番人気で2着になるなど好走はするものの、勝ちきれない競馬が続いていた。今年11月には自身2度目の障害競走にも出走したが、勝つには至らず、前走12月11日の障害未勝利がラストランとなった。通算成績47戦4勝(うち重賞2勝)。

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