18日、阪神競馬場で行われた6R・2歳新馬(芝1400m)は、四位洋文騎手騎乗の3番人気エアニックス(牡2、栗東・伊藤雄二厩舎)が、6番人気ターフマジョリックとの追い比べを1/2馬身差制して優勝した。勝ちタイムは1分22秒3(良)。さらに2.1/2馬身差の3着には1番人気メガトレンドが入った。98年桜花賞、秋華賞、00年エリザベス女王杯(いずれもG1)を制したファレノプシス(牝9、父ブライアンズタイム)の初仔で、2番人気に推されたスパンゴールドは、さらに1馬身差の4着だった。
勝ったエアニックスは父サクラバクシンオー、母クリスタルトロフィ(その父クリスタルパレス)という血統。全兄にJRA・4勝のヒシバクシンがいる。祖母スリードーターは中山牝馬S(G3)3着馬。天皇賞・秋などG1・3勝のニッポーテイオー、エリザベス女王杯(G1)を勝ったタレンティドガールと同じ牝系にあたる。サクラバクシンオー産駒は、今年のJRA・2歳戦13頭目の勝ち上がり。