19日、阪神2R・2歳未勝利(ダート1800m)を
ダブルティンパニー(牡2、栗東・松田国英厩舎)で制した武豊騎手(35、栗東・フリー)は、自身が昨年記録したJRA年間最多勝利を更新する205勝目を達成した。
同騎手は87年にデビュー。スーパークリークで88年菊花賞を制しG1初制覇。その後も、オグリキャップで90年安田記念、有馬記念、メジロマックイーンで91年、92年天皇賞・春、
ベガで93年桜花賞、オークス、スペシャルウィークで98年日本ダービー、99年天皇賞・秋、
ジャパンCを制すなど、高松宮記念、マイルCS、朝日杯FSを除くJRA・G1を制している。今年は
ダンスインザムードで桜花賞、
アドマイヤグルーヴでエリザベス女王杯、タイムパラドックスでジャパンCダートを制すなど、G1・3勝を含む重賞16勝をあげている。通算成績12041戦2473勝(うち重賞193勝)。
また、8日には香港・ハッピーヴァレー競馬場で日本人騎手初の海外100勝を達成している。