積極的に先手を取った柴田大知騎手騎乗のマイネルアウラートが最後までその脚衰えず逃げ切って新馬勝ちを収めた(撮影:下野 雄規)
17日、中山競馬場5Rで新馬戦(2歳・芝1600m・11頭)が行われ、好スタートを決めて先手を奪った柴田大知騎手騎乗の4番人気マイネルアウラート(牡2、美浦・高橋裕厩舎)が、直線に向いてもその脚衰えることなく悠々と逃げ切り、内からしぶとく脚を伸ばした5番人気チェーザレ(牡2、美浦・伊藤大士厩舎)に2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分36秒6(良)。
さらに3馬身差の3着に、ゴール前で追い込んだ10番人気ウェルヴァースト(牡2、美浦・高柳瑞樹厩舎)が入った。なお、1番人気ゴールドレインズ(牡2、美浦・二ノ宮敬宇厩舎)は出遅れてレース途中から動くも脚色鈍って5着、2番人気カノープス(牝2、美浦・武藤善則厩舎)、3番人気メジャーステップ(牡2、美浦・田村康仁厩舎)は、両馬とも見せ場なく9着、10着に終わった。
勝ったマイネルアウラートは、父ステイゴールド、母マイネシャンゼリゼ、その父は8月30日に25歳で急逝した「栄光の名馬」トウカイテイオーという血統。
【勝ち馬プロフィール】
◆マイネルアウラート(牡2)
騎手:柴田大知
厩舎:美浦・高橋裕
父:ステイゴールド
母:マイネシャンゼリゼ
母父:トウカイテイオー
馬主:サラブレッドクラブ・ラフィアン
生産者:ビッグレッドファーム