11日の1週前追い切りで豪快デモを披露したエピファネイアが、15日にも栗東CWで3頭併せを敢行し最先着を果たすなど、中間は迫力満点の動きを見せている。岸本助手は「押さえ切れないぐらいの行きっぷりでしたよ。春よりも体をふっくらと見せているし、身のこなしも柔らかくなっている」と成長を感じている様子。秋初戦からのV発進へ向けて視界は良好だ。

　タマモベストプレイは全兄姉にタマモホットプレイ、チャームポットなどが名を連ねるが、いずれも短距離馬。それでも全兄姉全てに騎乗している和田は「タイプが違う。短距離馬のイメージじゃない」と首を振る。ダービー後に南井師へ「菊花賞に登録してなければ、追加登録料をボクが払ってもいいから行きましょう」と声をかけたほど。「追って止まったことがないんで、距離の不安はない」と鞍上は期待十分。本番へ弾みをつける。

提供：デイリースポーツ