JG1・2勝ブランディス、現役引退

2004年12月24日 11:54

 24日、降雪のため今年1月に行われた中山大障害、今年4月の中山グランドJ(共にJG1)を制したブランディス(セン7、美浦・藤原辰雄厩舎)が、現役を引退することが発表された。今後は苫小牧市のノーザンホースパークで功労馬として余生を送る。

 ブランディスは、父サクラバクシンオー、母が92年クイーンS(G3)3着のメゾンブランシュ(その父Alleged)という血統で、叔母に95年阪神3歳牝馬S(G1)4着のエイシンビーナス(牝11、父サンデーサイレンス)がいる。99年8月に初勝利(札幌・芝1800m)を挙げ、翌年には弥生賞(G2)などに出走(9着)したが、平地では3勝の成績で03年から障害に転向。転向2戦目に初勝利を挙げると、障害7戦4勝の成績で迎えた初G1・03年中山大障害では、ビッグテースト、ウインマーベラスなどを抑えG1初勝利を飾ると共に、馬主であるサンデーレーシングにも初のJRA・G1をもたらした。続く中山グランドJでJG1連勝を達成するも、右前脚繋靱帯炎を発症し休養入り。復帰までに時間がかかることなどから、関係者で協議の上、引退することになった。通算36戦9勝(うち障害9戦6勝)。

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