2週前調整を行ったエピファネイア(撮影:井内利彰)
岸本教彦調教助手が跨って、角馬場に入ったエピファネイア(栗東・角居勝彦厩舎)。前にロケットダイヴ、後ろにモンドシャルナ、その後ろにオールザットジャズという、4頭隊列の2番目でキャンターを開始。直後のモンドシャルナが煩い仕草を見せるも、全く気にするようなところはなく、マイペースでキャンター。他の3頭がキャンターを終えてからも、1頭で入念に乗られた。
坂路馬場に移動すると、後ろにロケットダイヴが付く形でスタート。最初の2Fは非常にゆったりしたペースで進めていたが、カーブを曲がった、残り2F地点の標識を過ぎると、ぐんぐんと加速。引っ掛かっているというわけではないが、抑え切れないパワーを乗り手がなだめながらという感じで駆け上がった。
今朝の時計は4F62.9〜3F44.9〜2F28.4〜1F13.9秒。前走後は、10月1日から坂路入りして、連日時計になっており、その中では今朝の数字が最も遅い。それだけ我慢できたという評価でよいと思うが、これからレースまで、どのような調整を行っていくのか、見守りたい。(取材・写真:井内利彰)