8日、金沢競馬場で第33回白山大賞典(GIII・3歳上・ダ2100m・1着賞金3100万円)が行われ、先手を取った岩田康誠騎手騎乗の4番人気エーシンモアオバー(牡7、栗東・沖芳夫厩舎)が、そのまま直線に入り脚を伸ばしてきた2番人気ハタノヴァンクール(牡4、栗東・昆貢厩舎)と1番人気シビルウォー(牡8、美浦・戸田博文厩舎)を振り切って、これらに1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分13秒6(良)。
2着争いは60キロを背負ったハタノヴァンクールに軍配が上がった。ハナ差でシビルウォーが3着。
勝ったエーシンモアオバーは、父マンハッタンカフェ、母オレゴンガール、その父Rubianoという血統。昨年末の名古屋グランプリで重賞初制覇を決めたあと、今年に入ってからは4戦して2着3回と勝ち切れなかったが、ここで見事強敵相手の逃げ切りを披露。重賞2勝目を挙げた。
【勝ち馬プロフィール】
◆エーシンモアオバー(牡7)
騎手:岩田康誠
厩舎:栗東・沖芳夫
父:マンハッタンカフェ
母:オレゴンガール
母父:Rubiano
馬主:栄進堂
生産者:栄進牧場
通算成績:40戦10勝(重賞2勝)
主な勝ち鞍:2012年名古屋グランプリ(名古屋-GII)