1頭だけ別次元の末脚で突き抜けた。11番人気の伏兵ダイチトゥルース(美浦・蛯名)が道中最後方から直線半ばで早々と勝負を決める圧巻のパフォーマンスを披露。前走で未勝利を勝ち上がったばかりの身ながら、素質馬ぞろいの出世レースを完勝した。勝ちタイムは1分38秒0。2馬身差の2着は7番人気のセイウンクロス。直線でブレーキを踏む場面があったが、立て直してからはしっかりと脚を伸ばした。さらに1馬身1/4差の3着は3番人気のアースコネクター。なお、1番人気のマルカロゼッタは中団のまま9着に敗れた。
「前半は周りを気にして手応えが悪かったけど、直線でばらけたらいい脚を使ってくれた。馬体も成長するだろうし、この勝ちっぷりなら今後が楽しみ」と武士沢。次戦は交流重賞も視野に入れていくことになりそうだ。
提供:デイリースポーツ