8日、中山競馬場で行われた呉竹賞(3歳牝、500万・ダート1200m)は、二本柳壮騎手騎乗の8番人気スプリットメイド(牝3、美浦・境征勝厩舎)が、後方追走から直線外に持ち出すと、先に抜け出した圧倒的1番人気(単勝170円)ナチュラルメイクをクビ差捕らえ快勝した。勝ちタイムは1分13秒0(良)。さらにクビ差の3着には3番人気アイアムアドーターが入り、2番人気グランドエナジーが5着に敗れた。
勝ったスプリットメイドは父パラダイスクリーク、母メグミガバナー(その父ニホンピロウイナー)という血統。半兄に同厩舎所属でJRA現6勝のジェイケイガバナー(牡6、父サクラチトセオー)がいる。昨年6月に北海道・田部和則厩舎からデビューすると、デビュー4戦目のリリーC(旭川・ダート1000m)で重賞初制覇。続くイノセントC(旭川・ダート1500m)も制し、エーデルワイス賞(交流G3)4着後にJRAに移籍していた。移籍3戦目でJRA初勝利となった。通算成績10戦4勝(地方7戦3勝)。