3歳伝統のレースは牝馬コウギョウデジタルが快勝、ダービーグランプリへ向かう(写真提供:岩手県競馬組合)
27日、盛岡競馬場で第45回不来方賞(3歳・ダ2000m・1着賞金300万円)が行われ、道中は2番手で進め、4コーナーで先頭に立った阿部英俊騎手騎乗の3番人気コウギョウデジタル(牝3、岩手・菅原右吉厩舎)が、そのまま後続の追撃を封じ、道中3番手から追いすがる5番人気ヴェリイブライト(牡3、岩手・千葉幸喜厩舎)に1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分6秒0(重)。
さらに8馬身差の3着に2番人気テンショウリバイヴ(牡3、岩手・畠山信一厩舎)が入った。なお、道中逃げた1番人気ハカタドンタク(牡3、岩手・板垣吉則厩舎)は、4着に終わった。
勝ったコウギョウデジタルは、父アグネスデジタル、母イエスドラゴン、その父ダンスインザダークという血統。重賞勝ちは6月のウイナーカップ(水沢)、7月のひまわり賞(盛岡)に続いて3つ目となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆コウギョウデジタル(牝3)
騎手:阿部英俊
厩舎:岩手・菅原右吉
父:アグネスデジタル
母:イエスドラゴン
母父:ダンスインザダーク
馬主:菊地捷士
生産者:下河辺牧場
通算成績:15戦5勝(重賞3勝)