昨日(4日)、金沢競馬場(曇、不良)で第3回JBCレディスクラシック(JpnI)が行われた。今年からJpnIに格付けされ、距離は1500mとなり、12頭が出走した。
迷わず主導権を握ったトシキャンディ(JRA)が速いピッチで逃げ、1番人気のメーデイア(JRA)はスタートでダッシュがつかなかったものの、1コーナーで2番手を確保。これをアクティビューティ(JRA)、2番人気のサマリーズ(JRA)、3番人気のキモンレッド(JRA)が追走し、先行集団5頭はすべてJRA勢だった。
3コーナーを過ぎたところでメーデイアがトシキャンディに並びかけ、4コーナーで先頭に立つと後続を突き放して3馬身差の快勝。勝ちタイムは1分33秒3、勝利騎手はJRA栗東の浜中俊。
メーデイアを追って仕掛けたアクティビューティが2着に入り、キモンレッドが2馬身差の3着。逃げたトシキャンディは4着で、サマリーズは11着に敗れた。地方馬最先着は5着に入ったピッチシフター(愛知)だった。
勝ったメーデイアは父キングヘイロー、母ウィッチフルシンキング(母父Load Avie)の牝5歳・鹿毛。JRA栗東の笹田和秀厩舎所属。今年1月のTCK女王盃(JpnIII)、4月のマリーンカップ(JpnIII)、7月のスパーキングレディーカップ(JpnIII)、10月のレディスプレリュード(JpnII)と交流重賞ではこれまで負けておらず、今回の勝利で交流重賞5連勝、JpnIは初勝利。通算17戦9勝(中央12戦4勝)。
提供:ラジオNIKKEI