ステイゴールド産駒が一騎打ちを制した。好位を追走した2番人気のキタサンキンボシ(牡、栗東・梅田智)が1分51秒5のタイムで勝ち上がった。向正面で3番人気フェアーリーダー(11着)が後方から一気に3番手まで押し上げたが、しっかりとリズムをキープ。逃げた5番人気クインズアベハをゴール手前でとらえて首差をつけた。なお、さらに5馬身差の3着は7番人気のカワキタアローで、中団後方から運んだ1番人気マイネルミランダスは差を詰め切れずに7着に終わった。
荻野琢は「まだ全体的に緩いし、手前も上手に変えない面があるけど、これだけの競馬ができたのは大きな収穫ですね」と発展途上での勝利に笑顔。「パンとすればもっとはじけてくれるはず。これからが楽しみな馬です」と躍進を描いていた。
提供:デイリースポーツ