15日、名古屋競馬場で第54回東海菊花賞(3歳上・ダ1900m・1着賞金300万円)が行われ、先手を取った丸野勝虎騎手騎乗の1番人気サイモンロード(牡5、愛知・角田輝也厩舎)が、2周目向正面で後続を引き離しにかかり、そのまま独走状態でゴールまで駆け抜け、2着の3番人気メモリージルバ(牡4、愛知・塚田隆男厩舎)に5馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分1秒7(不良)。
さらに2馬身差の3着に2番人気ホクセツサンデー(牡5、兵庫・田中範雄厩舎)が入った。
勝ったサイモンロードは、父シンボリクリスエス、母ヒガシリンクス、その父トニービンという血統。近3走は他地区の交流重賞で惨敗していたが、地元に戻った今回はキッチリと逃げ切りを決め、4月の東海桜花賞以来となる、3つ目の重賞勝利を挙げた。
【勝ち馬プロフィール】
◆サイモンロード(牡5)
騎手:丸野勝虎
厩舎:愛知・角田輝也
父:シンボリクリスエス
母:ヒガシリンクス
母父:トニービン
馬主:澤田昭紀
生産者:ヤナガワ牧場
通算成績:22戦8勝(JRA7戦1勝・重賞3勝)