2番人気のレーヴデトワール(栗東・松田博)が前走・萩S6着からの反撃に成功し、2勝目をマークした。好スタートを決めたが、スッと下げて後方に待機。勝負どころでも大きく動かず、じっくりと構えたまま直線へ。鞍上の川田が仕掛けると、一気にエンジンに火がついて大外から豪快にひと伸び。内から抜け出しを図る3番人気のアルトゥーナをねじ伏せるように首差差し切り、ゴール板を駆け抜けた。1番人気のダイワレジェンドは、好位追走から直線で馬場の真ん中を突いて脚を伸ばしたが、さらに1馬身1/4差の3着に終わった。

　川田は「これが本来の走り。リズム良く運べて、何より勝てて良かったです」と声を弾ませた。今後は「(賞金的に)入れば使うよ」(松田博師)と阪神JF(12月8日・阪神、芝1600m)で、異父姉レーヴディソールに続く姉妹制覇を狙う。主戦の川田は新潟2歳S勝ちのハープスターに騎乗するため、鞍上は調整中。

提供：デイリースポーツ