前半5F通過が68秒0のスローペース。3番手の外で流れに乗った6番人気のリコルディ(牡、父カンパニー、栗東・牧浦)がウイニングポジションからあっさりと抜け出し快勝した。緩流を味方につけ、なおかつ終始スムーズなレース運び。直線では追い出しを待つ余裕を見せ、手応え通りの伸び脚で後続を突き放した。勝ちタイムは1分56秒4。1馬身3/4差の2着は9番人気のスマイルエンジェル、1番人気のウルトラバローズはさらに半馬身差の3着。後方から大外を回るロスの大きい競馬になったが脚力は示した。
松山は「スタートが良くて、うまく流れに乗れた。直線の坂を上がった後も手応えは良かった」と笑顔。牧浦師は「攻め馬通りなら勝ち負けできると思っていた。次走は状態を見てから」と話した。
提供:デイリースポーツ