共同通信杯、ストーミーカフェ逃げ切り

2005年02月06日 15:41

 6日、東京競馬場で行われた共同通信杯(G3・芝1800m)は、四位洋文騎手騎乗の1番人気ストーミーカフェ(牡3、美浦・小島太厩舎)が、好スタートから先頭に立ち、直線坂上で追い出されると、中団追走の5番人気ダイワアプセットに2.1/2馬身差をつけて逃げ切り。勝ちタイムは1分47秒8(良)。さらに1馬身差の3着には4番人気マルカジークが入った。2番人気ニシノドコマデモはスタートで後手を踏み、直線は最後方から追い込むも4着に敗れた。なお、2着ダイワアプセットはレース後に右第1指の骨折が発覚し予後不良となった。

 勝ったストーミーカフェは、父が新種牡馬アドマイヤベガ、母グリーティングス(その父Rainbow Quest)という血統。祖母は94年コロネーションS(英G1)を制したキッシングカズン Kissing Cousin(父デインヒル)。昨年7月のデビュー戦(函館・芝1200m)こそ2着に敗れるも、その後は未勝利、札幌2歳S(G3)を連勝。前走の朝日杯フューチュリティS(G1)では自らハイペースを刻むも2着に逃げ粘っていた。同レース初となる58キロの斤量を背負っての重賞制覇で、通算成績5戦3勝(重賞2勝)。

 鞍上の四位洋文騎手は同レース初制覇で、JRA重賞はストーミーカフェで制した昨年の札幌2歳Sに続き、通算42勝目。管理する小島太調教師は、厩舎初のJRA重賞制覇となった00年イーグルカフェに続き、同レース2勝目。JRA重賞は通算14勝目。なお、直後に行われたシルクロードS(G3)も所属馬のプレシャスカフェが制した。

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