古豪に復活ムードが漂う。11年新潟大賞典以来の重賞Vを狙う
セイクリッドバレーが美浦Wで5F67秒9-39秒4-13秒2を記録。余裕残しの手応えで
ディアジーローズ(4歳1000万下)と併入し、高橋裕師は「いい動きだったね。ここまでは順調。復調しているよ」とうなずいた。
ディセンバーSは58キロを背負って2着。14番人気の評価に反発した。「3走前の新潟大賞典(7着)のあと脚元に小さな骨折が見つかり戦列を離れたが、休養の効果で良くなった」と分析する。「来年で8歳だけど馬は若い。やる気になっているよ」と力を込める。
気合が入っているのは馬だけではない。26日、鞍上の津村に第1子となる長男が生まれた。「出産に立ち会えて感動しました」と満面の笑み。それに伴い責任も感じており「GIを勝ちたいです。そのためにもまずは中山金杯。チャンスのある馬ですから」と意気込む。くしくもレース当日の1月5日は自身の誕生日でもあり、やる気は頂点に達している。ベテラン馬と新米パパのコンビが“大仕事”をやってのけるか。
提供:デイリースポーツ