12日、東京競馬場で行われたゆりかもめ賞(3歳500万・芝2400m)は、横山典弘騎手騎乗の2番人気アスカロン(牡3、美浦・鈴木康弘厩舎)が、後方追走から直線外に持ち出すと、2番手追走から先に抜け出した3番人気コスモオースティンを1.1/4馬身差し切り快勝した。勝ちタイムは2分28秒0(良)。さらにハナ差の3着には7番人気ディーエスハリアーが入り、1番人気イブキレボルシオンは直線前が詰まりさらにクビ差の4着に敗れた。
勝ったアスカロンは、父ブライアンズタイム、母パムシ(その父Mr.Prospector)という血統。半姉にJRA・2勝ラッキーパートナー(父Wild Again)、従兄に種牡馬サンダーガルチ(父Gulch、ケンタッキーダービー-米G1)、バトルライン(父オジジアン、プロキオンS-G3)がいる。不良馬場で行われた1月16日のデビュー戦(中山・芝2000m)を勝利しており、2連勝でオープン入りとなった。通算成績2戦2勝。