中山8Rの中山新春ジャンプステークス(障害オープン、4歳上、芝→ダート3200m)は3番人気マサライト(植野貴也騎手)が勝利した。勝ちタイムは3分38秒6(芝:良、ダート:重)。2馬身1/2差2着に2番人気マッキーバッハ、さらに3馬身1/2差で3着に7番人気テイエムブユウデンが入った。
マサライトは栗東・中村均厩舎の10歳牡馬で、父マンハッタンカフェ、母ギャラントハウス(母の父キャロルハウス)。通算成績は48戦9勝となった。
〜レース後のコメント〜
1着 マサライト(植野騎手)
「最後の直線で、外から他のジョッキーの声が聞こえてきたので差されるのかなと思っただけに、アレ?という感じでした。道中はずっとスムースで、さすがに飛びもうまいですし、安心でした。62キロもものともせず、強かったです。中々馬体が減らなかったのですが、今日はいい感じで絞れていたのがプラスでした。10歳馬の味が出ていました。それでも馬は元気です」
3着 テイエムブユウデン(林騎手)
「惜しかったです。いい競馬が出来て、競馬ぶりも上手でした。最後は伸びそうで伸びませんでした。斤量1キロ分、重かったかもしれません。メンバーに恵まれたら、またチャンスはあります」
4着 トウシンボルト(白浜騎手)
「スタートは後手を踏みましたが、道中は内でスムースに運べました。2周目に入って、前が射程に入って一安心しましたが、もう一押しして前の3頭に並んで直線に入れば良かったです。最後はこちらも同じ脚になってしまいました」
5着 ヴィーヴァギブソン(西谷騎手)
「1周目で外を回らされすぎました。内を回る方が道中は楽ですし、上がって行きたかったのですが、外を回らなければいけなくなりました。最後は来ていますが、そのあたりの器用さがもっとあればいいです。スクーリングの時からバンケットはこなして、飛びはうまいのですが...。広いコースの方がいいかもしれません」
11着 ウォンテッド(平沢騎手)
「昇級戦で1番人気でしたが、ペースも速くなく、いい位置につけられました。しかし、中山のコースは特殊ですし、スタミナのいるコースは堪えました。キャリアが浅いので、初コースが堪えたと思います。軽い馬場の方がいいかもしれません」
提供:ラジオNIKKEI