17日、名古屋競馬場で行われたマイル争覇(3歳上、ダート1600m、1着賞金280万円)は、吉田稔騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝160円)ヨシノイチバンボシ(牡4、愛知・錦見勇夫厩舎)が、好位追走から先頭に立ち、3番人気キジョージャンボの追撃を1.1/2馬身抑え快勝。勝ちタイムは1分38秒9(重)。さらに7馬身差の3着には2番人気マルカセンリョウが入った。
勝ったヨシノイチバンボシは、父トーヨーリファール、母は98年東海クイーンCを勝ったスバルマドンナ(その父シェイディハイツ)という血統。03年名古屋でデビューし2連勝後、JRAのききょうS(2歳・OP)、かえで賞(2歳・500万下)に挑戦するも13、7着に惨敗した。その後、全日本2歳優駿(交流G1)ではアドマイヤホープの3着に好走。昨年も全日本サラブレッドC(交流G3)2着、兵庫ゴールドT(交流G3)5着と健闘している。前走ガーネットオープン(OP)も快勝しており、通算成績18戦7勝(うちJRA・7戦0勝)となった。