小顔で皮膚が薄く、とてもセンスのありそうな雰囲気のアイズオブナタリー(撮影:井内利彰)
3歳新馬戦が組まれているのは、3月23日まで。あと2ヶ月を切っており、先週の中京芝1400mでは、除外馬が30頭も出るなど、出馬ラッシュが続いている。現状を考えると、今週までにゲート試験に合格していなければ、メイクデビューに使うということは難しいかも知れない。そんな状況の中、先週のゲート試験に合格したアイズオブナタリー(栗東・佐々木晶三厩舎)。
母のヒシナタリーは現役時代にローズSなど、重賞4勝を挙げているが、その仔は1000万下を勝ったヒシルーシッドが最も獲得賞金が多いくらい。母が18歳の時に出産したのが本馬だが、小顔で皮膚が薄く、とてもセンスのありそうな雰囲気を出している。
ゲート試験に騎乗した北村友一騎手は「ゲートが凄く速くて、センスがありそう」と賞賛。入厩当初は飼葉食いが細く、陣営も頭を悩ませていたが、今では少しずつ食べるようになっている。具体的なデビュー戦は今週からの調整の進み具合だが、これから先をちょっと注目してみたい。