マイルCS以来の実戦となるトーセンラー、武豊騎手を背に1週前追い切り(撮影:井内利彰)
角馬場で武豊騎手に乗り替わり、1回目のハローが明けたCコースに真っ先に登場したトーセンラー(栗東・藤原英昭厩舎)。先週までは併せ馬で先行する形だったが、今朝はアルキメデスを追走する形の併せ馬だった。
6F標識を過ぎてから、一気にペースアップして、速いラップを刻む。5馬身ほどあった差は直線に向いて、ほぼなくなっていて、直線半ばでは、楽にアルキメデスを交わす。最後は突き放す形で、6F79.4〜5F64.8〜4F51.4〜3F38.4〜1F12.6秒。全体的に速い時計をマークしており、1週前追い切りとしては、非常に良い形となったのではないだろうか。
(取材・写真 井内利彰)