27日、栗東・松永善晴調教師(70)、栗東・坪正直調教師(70)が定年のため引退、美浦・新関力調教師(69)が定年を1年残し勇退した。
松永善晴調教師は、騎手時代にJRA2841戦284勝の成績を残し、72年に調教師免許を取得。トーヨーシアトル(東京大賞典-G1)、91〜93年の有馬記念(G1)で3年連続で3着したナイスネイチャ(高松宮杯-G2)などを管理した。JRA通算6558戦607勝(障害353戦40勝)。なお、娘婿にあたる松永昌博・元騎手が今月、新規調教師試験に合格している。
坪正直調教師は、76年に調教師免許を取得。ミスティックスター(マイラーズC-G2)、ジョービッグバン(中山金杯-G3)などを管理し、JRA通算3263戦345勝(障害82戦9勝)。88年には最高勝率調教師に輝いた。
新関力調教師は、騎手時代にJRA1763戦169勝の成績を残し、78年に調教師免許を取得。
リーゼングロス(桜花賞)、
トウショウファルコ(アメリカJCC-G2)などを管理。今年の
ガーネットS(G3)では管理馬
エンゲルグレーセが最低人気(16番人気)で2着に入り、3連単205万7180円の大波乱を演出していた。JRA通算4448戦317勝(障害74戦3勝)。