5日、阪神競馬場で行われた7R・3歳500万下(芝2000m)は、武豊騎手騎乗の1番人気エイシンニーザン(牡3、栗東・坂口正則厩舎)が好スタートから先頭に立ち、2番手につけた2番人気トウショウパワーズの追撃を3/4馬身抑えて快勝。勝ちタイムは2分04秒0(良)。さらに1.1/4馬身差の3着には好位追走の8番人気シルクトラベラーが入った。

　勝ったエイシンニーザンは父フォーティナイナー、母は94年小倉3歳S(G3)を制し、97年エリザベス女王杯(G1)3着のエイシンサンサン(その父キャロルハウス)という血統。叔父に95年小倉3歳S(G3)を制したエイシンイットオー(父ヘクタープロテクター)がいる。昨年の12月のデビュー戦(2着)以来惜しいレースが続いていたが、4戦目の前走で未勝利を脱出したのに続き、これで2連勝となった。通算成績5戦2勝。

　中山5R・3歳未勝利(芝1600m)は、郷原洋司騎手騎乗の2番人気ゴールドジェネラル(牡3、美浦・中島敏文厩舎)が逃げ切り。勝ちタイムは1分36秒2(稍重)。父フォーティナイナー、母ソフトボイス(その父Nureyev)という血統。従兄にシンボリインディ(父A.P.Indy、NHKマイルC-G1)がいる。通算成績2戦1勝。

　阪神2R・3歳未勝利(ダート1800m)は、飯田祐史騎手騎乗の4番人気トゥランスレイト(牡3、栗東・飯田明弘厩舎)が優勝。勝ちタイムは1分55秒3(稍重)。父フォーティナイナー、母スルーシング(その父Slew o' Gold)という血統。叔父に03年ジャパンC、04年宝塚記念(共にG1)を制したタップダンスシチー(牡8、栗東・佐々木晶三厩舎、父Pleasant Tap)がいる。通算成績2戦1勝。