ヴォルシェーブが差し切り2勝目を挙げた(撮影:下野雄規)
23日、東京競馬場でセントポーリア賞(3歳・500万・芝2000m)が行われ、後方2番手でレースを進めた内田博幸騎手騎乗の4番人気ヴォルシェーブ(牡3、栗東・友道康夫厩舎)が、直線で外から脚を伸ばして各馬を捕らえ、内で行き場がなく最後にようやく抜けてきた1番人気クラリティシチー(牡3、美浦・上原博之厩舎)にクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分2秒2(良)。
さらに1.1/4馬身差の3着に10番人気ショウナンラグーン(牡3、美浦・大久保洋吉厩舎)が入った。なお、3番人気ヴァルコイネン(牡3、美浦・小笠倫弘厩舎)はショウナンラグーンとクビ差の4着、2番人気ミッキーデータ(牡3、栗東・松田国英厩舎)は6着に終わった。
勝ったヴォルシェーブは、父ネオユニヴァース、母ヴェイルオブアヴァロン、その父Thunder Gulchという血統。叔父に2005年のクラシック三冠他、GI・7勝のディープインパクトがいる。通算5戦目でのオープン入りとなった。
【勝ち馬プロフィール】
◆ヴォルシェーブ(牡3)
騎手:内田博幸
厩舎:栗東・友道康夫
父:ネオユニヴァース
母:ヴェイルオブアヴァロン
母父:Thunder Gulch
馬主:佐々木主浩
生産者:ノーザンファーム
通算成績:5戦2勝