1日、中山競馬場で水仙賞(3歳・500万・芝2200m)が行われ、先手を取って道中は後続とのリードを大きく広げた大野拓弥騎手騎乗の7番人気ナスノアオバ(牡3、美浦・小笠倫弘厩舎)が、3〜4コーナーで一気に差を詰められるも直線で粘り切り、最後方から追い込んできたディープインパクトの弟で1番人気のモンドシャルナ(牡3、栗東・角居勝彦厩舎)に1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分18秒3(良)。
さらに1.1/4馬身差の3着に4番人気マイネルヴェルト(牡3、美浦・水野貴広厩舎)が入った。なお、3番人気タルトオポム(牡3、美浦・尾形和幸厩舎)は5着、2番人気サヴァティアーノ(牡3、美浦・萩原清厩舎)は7着に終わった。
勝ったナスノアオバは、父ネオユニヴァース、母ナスノフィオナ、その父ホワイトマズルという血統。後方や中団から進めていたこれまでとは一転した大逃げが見事にハマり、2勝目を挙げた。
【勝ち馬プロフィール】
◆ナスノアオバ(牡3)
騎手:大野拓弥
厩舎:美浦・小笠倫弘
父:ネオユニヴァース
母:ナスノフィオナ
母父:ホワイトマズル
馬主:那須野牧場
生産者:恵比寿興業株式会社那須野牧場
通算成績:4戦2勝