8日、浦和記念などの勝ち馬で、米国で種牡馬成績を送っているレイズスズラン(牡9)の繋養先が、米国カリフォルニア州にあるクレストンファームからオークヒルファームに移動した事が明らかになった。
美浦・増沢末夫厩舎に管理されたレイズスズランは01年浦和記念(交流G2)、00、02年さきたま杯(交流G3)など重賞3勝を挙げ、通算成績62戦11勝。02年9月18日に船橋競馬場で行われた日本テレビ盃(交流G2・ダート1800m)で2着と好走した後、現役を引退した。
同馬は父Woodman、母Sintanous(その父Danzig)という血統の米国産馬。いとこにパシフィッククラシック(米G1)のSkimming(父Nureyev)、シンザン記念(G3)2着と活躍したホッコービューティ(父Gulch)などがいる。03年より、米国カリフォルニア州レイクビューサラブレッドファームで種牡馬入りすると、04年には同州クレストンファームに移動。昨年生まれた初年度産駒は27頭が確認されている。