着差以上の完勝劇でV発進。中団を追走した5番人気のマサノグリンベレー(牡、父ゴールドヘイロー、美浦・小島茂)がスケールの大きさを感じさせる内容で初陣を飾った。3、4角では6頭横並びの大外を回る形になったが、1頭だけ抜けた手応えと脚勢で加速。難なく抜け出してからは、鞍上の田辺は流す余裕を見せてゴールした。勝ちタイム1分56秒8。1馬身1/4差の2着は2番人気のトーセンハリケーン、さらに4馬身差の3着には13番人気のポルテシャンス。1番人気のサクラヴィオーラは見せ場なく11着に終わった。
田辺は「調教の時から“動く”と思っていたからね。体が締まってくればさらに良くなります」と、今後の飛躍に期待を込めた。
提供:デイリースポーツ