京都芝は時計が速くても力の要る馬場/土曜日(9日)の馬場傾向分析

2014年05月09日 18:11

 netkeiba.comのパドック予想でお馴染みの古澤秀和氏による、JRA発表の馬場情報を踏まえた傾向予測です。明日の予想にお役立てください。なお、明日の開催終了後には土曜日の馬場傾向分析を公開いたします。

【京都芝】
・中間の降雨もほとんど無く、金曜正午時点で良馬場発表。今週はパンパンの良馬場で時計が速くなりそうだ。

・今開催の京都芝は時計が速くても力がいる馬場。ディープインパクト産駒の小柄なタイプの様に極端に軽い切れで勝負する馬は割り引いて考えたい。

・馬格のあるディープインパクト産駒やクロフネ産駒などが狙い目となりそう。

【京都ダート】
・開催を通じて時計が速い馬場。ただ、中間に降雨のあった先週を除くと馬場質は極端に軽いわけではなく、トモが甘い馬は伸び切れないことが多い。トモがパンとした馬を買いたい。

・差しも利かなくはないが、基本的にはある程度ポジションを取れる馬を買いたいところ。

【東京芝】
・中間の降雨もほとんど無く、金曜正午時点で良馬場発表。時計は標準くらいになりそうだ。

・伸び所は内も外も伸びるフラットな状態。

・スタミナやパワーといった要素が要求され、一瞬の切れよりも長く脚を使えるタイプが有利。

【東京ダート】
・中間の降雨もほとんど無く、金曜正午時点で良馬場発表。パサパサの良馬場で、時計は標準〜やや掛かり気味になりそうだ。

・差も利かなくはないが、基本的にはある程度前に付けられる馬を狙いたい。短距離ではその傾向が顕著になりそう。

【新潟芝】
・中間に少量の降雨はあったが、金曜正午時点では良馬場発表。ただ、現在から土曜の朝に掛けて雨が降っているようで、時計はやや掛かり気味になりそう。

・内回りは逃げ、先行が有利な様相。外回りは逃げ粘りもあるし、差しも決まるフラットな馬場。

・馬格が要求され、パワーやスタミナが必要な馬場。

【新潟ダート】
・中間に少量の降雨はあったが、金曜正午時点では良馬場発表。ただ、現在から土曜の朝に掛けて雨が降っているようで、脚抜きの良い馬場状態となりそう。

・短距離は逃げ、先行が有利。中距離も先行した方が良いが、捲りや差しも決まる馬場。

・雨の影響でミスタープロスペクター系が優勢となりそう。

先週の傾向、ならびにJRA発表の馬場情報を踏まえた、土曜のオススメ穴馬は下記の通りです。

【土曜日のオススメ穴馬】
・京都1R11番テイエムステータス(C:条件合いそう)
・京都2R3番エキゾチックマター(C:先行力魅力)
・京都3R1番エスペランサナナ(C:馬場合いそう)
・京都4R7番サウンドシャカラカ(B:馬場合いそう)
・京都5R1番アグネスヴェルテュ(C:馬場合いそう)
・京都7R1番デンコウセキトバ(B:馬場合いそう)
・京都8R15番ハドソンシチー(C:馬場合いそう)
・京都9R13番タガノザイオン(C:馬場合いそう)
・京都10R4番ヴァリアシオン(C:馬場合いそう)
・京都11R10番ダンディーズムーン(C:馬場合いそう)

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