3日、笠松競馬場で行われた新緑賞(3歳、ダート1600m・1着賞金170万円)は、土田龍也騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝130円)ミラージェネス(牝3、笠松・柳江仁厩舎)がスタートからハナに立ち、好位に付けていた8番人気オグリサンライズが迫る間もなく、6馬身突き放して優勝した。勝ちタイムは1分43秒7(良)。さらに1馬身差の3着に2番人気のチャコティーが入った。
勝ったミラージェネスは、父ジェネラス、母キタサンミラー(その父ストラダビンスキー)という血統。近親には83年の南関東3冠馬で、84年安田記念(G1)で3着に好走したサンオーイ(父リマンド)がいる。ホッカイドウ競馬でデビューし、昨秋に笠松へ。転厩2戦目のジュニアクラウンで重賞初制覇を果たし、その後もライデンリーダー記念を勝つなど、今回の勝利で重賞3勝目。通算成績は15戦6勝。