サンタアニタダービー、2歳王者が敗れ大波乱

2005年04月10日 11:26

 現地時間9日、米・サンタアニタ競馬場で行われたサンタアニタダービー(3歳、米G1・ダート9f)は、M.ギドリー騎手騎乗の7番人気バザーズベイ Buzzards Bay(牡3、米・J.マリンズ厩舎)が、2角過ぎから先頭に立ちそのまま逃げ切った。勝ちタイムは1分49秒18(良)。2着には2番手追走の8番人気ジェネナルジョンビー General John Bが入った。

 昨年の北米2歳女王で、サンタアニタオークス(米G1)を制してここに臨んだスイートカトマイン Sweet Catomineは、圧倒的1番人気に支持されるも中団から伸びず5着、昨年のBCジュヴェナイル(米G1)勝ち馬で2番人気ウィルコ Wilkoも好位追走から追い上げたが、前を捕らえきれず3着に敗れた。

 勝ったバザーズベイは、父が94年オーシャンポートH(米G3)3着のMarco Bay、母Lifes Lass(その父Seneca Jones)という血統。ここまでは3月のエルカミノレアルダービー(米G3)3着が目立った成績で、今回が初のG1制覇となった。通算成績7戦2勝。

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