現地時間9日、米・キーンランド競馬場で行われたアシュランドS(3歳牝、米G1・ダート8.5f)は、E.プラド騎手騎乗の1番人気シスシティ Sis City(牝3、米・N.ジトー厩舎)が、2番手追走から早めに先手を奪うと直線独走。3番人気ランウェイモデル Runway Model に10.1/2馬身差をつけて圧勝した。勝ちタイムは1分46秒35(良)。3着には5番人気メモレッテ Memoretteが入った。なお、ラスヴァージネスS(米G1)の勝ち馬Sharp Lisaは出走を取り消している。
勝ったシスシティは、父がSlew City Slew、母Smart Sis(その父Beau Genius)という血統。叔父にジャージーダービー(米G2)を勝ったSwamp(父Slew City Slew)がいる。ダヴォナデイルS(米G2)、デムワーゼルS(米G2)に続き重賞3勝目。今回がG1初勝利となった。通算9戦5勝。また同馬の共同オーナーには、ニューヨークヤンキースのJ.トーレ監督が名を連ねている。