サウンドガガが逃げ切り重賞初制覇/スパーキングレディーカップ・川崎

2014年07月02日 20:16

積極的に先手を取った武豊騎手騎乗のサウンドガガがカチューシャの猛追をクビ差抑え優勝した。(撮影:高橋 正和)

 2日、川崎競馬場で第18回スパーキングレディーカップ(GIII・3歳上・牝・ダ1600m・1着賞金2500万円)が行われ、先手を取った武豊騎手騎乗の3番人気サウンドガガ(牝5、栗東・佐藤正雄厩舎)が、そのまま直線に入り、好位から差を詰めてきた2番人気カチューシャ(牝5、栗東・角田晃一厩舎)をクビ差振り切って優勝した。勝ちタイムは1分39秒4(良)。

 さらに7馬身差の3着には、浦和の7番人気マイネエレーナ(牝6、浦和・小久保智厩舎)が入った。なお、1番人気エスメラルディーナ(牝3、美浦・斉藤誠厩舎)は2番手でレースを進めたものの、3〜4コーナーで手応えなく後退してしまい、結果7着に終わった。

 勝ったサウンドガガは、父Roman Ruler、母Whistle Call、その父Phone Trickという血統。通算19戦目での重賞初制覇となった。また鞍上の武豊騎手及び同馬を管理する佐藤正雄調教師は、ともに先週の帝王賞に続くダートグレード競走連勝となった。

【勝ち馬プロフィール】
◆サウンドガガ(牝5)
騎手:武豊
厩舎:栗東・佐藤正雄
父:Roman Ruler
母:Whistle Call
母父:Phone Trick
馬主:増田雄一
生産者:Peggy S. Dellheim Norman Dellheim & The Roman Ruler Syndicate
通算成績:19戦7勝(重賞1勝)

【勝利ジョッキー・武豊騎手のコメント】
 先手を取れれば一番いいなと思っていたのですが、スタートが良かったので思ったより楽に取れました。勝ったことのない距離なので心配でしたが、道中いい感じで走ってくれました。最後はギリギリでしたけどよく辛抱してくれましたね。

 今日はこの馬にとって初めてのことばかりでしたが、それをクリアしてくれましたので今後が楽しみになりました。先週と同じ(佐藤)厩舎の馬で勝てて嬉しいです。

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