現地時間24日、仏・ロンシャン競馬場で行われたガネー賞(4歳上、仏G1・芝2100m)は、T.ジレ騎手騎乗の1番人気バゴ Bago(牡4、仏・J.ピース厩舎)が、2着リーフスケープ Reefscapeに1.1/2馬身差を付けて完勝した。勝ちタイムは2分17秒7(重)。昨年のリュパン賞(仏G1)勝ち馬ヴォアドゥノール Voix Du Nordは4着、仏ダービー(仏G1)馬ブルーカナリ Blue Canariは7着に敗れた。
勝ったバゴは、父Nashwan、母Moonlight's Box(その父Nureyev)という血統。近親にマキャべリアン Machiavellian(父Mr.Prospector、サラマンドル賞-仏G1)、ウェイオブライト(父Woodman、グランクリテリウム-仏G1)、シンコウカリド(父Silver Hawk、セントライト記念-G2)などがいる。03年8月のデビュー以来、無傷の6連勝でパリ大賞典(仏G1)などG1を3勝。英インターナショナルS(英G1)で初の敗戦(3着)、続くニエル賞(仏G2)でも3着に敗れたが、前走の凱旋門賞(仏G1)では見事に巻き返し快勝していた。通算成績10戦8勝(G1・5勝)。