連闘のアクティブミノルが逃げ切り、世代初の中央重賞ウイナーとなった(撮影:武田明彦)
19日、函館競馬場で函館2歳S(2歳・GIII・芝1200m)が行われ、好スタートから先手を取った藤岡康太騎手騎乗の4番人気アクティブミノル(牡2、栗東・北出成人厩舎)が、そのまま先頭を譲らずゴールまで駆け抜け、中団から直線で差を詰めた11番人気タケデンタイガー(牡2、美浦・武市康男厩舎)に1馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分10秒2(良)。
さらに3/4馬身差の3着に2番人気トウショウピスト(牡2、栗東・角田晃一厩舎)が入った。なお、1番人気マイネルエスパス(牡2、美浦・菊川正達厩舎)は5着、3番人気スルターナ(牝2、栗東・昆貢厩舎)は10着に終わった。
勝ったアクティブミノルは、父スタチューオブリバティ、母ピエナアマゾン、その父アグネスタキオンという血統。12日の新馬戦を5馬身差で圧勝し、連闘で挑んだここも見事に制して世代初の重賞ウイナーとなった。スタチューオブリバティ産駒はこれが初めてのJRA重賞勝利。またアクティブミノルを管理する北出成人調教師にとっても初めての平地重賞勝利となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆アクティブミノル(牡2)
騎手:藤岡康太
厩舎:栗東・北出成人
父:スタチューオブリバティ
母:ピエナアマゾン
母父:アグネスタキオン
馬主:吉岡實
生産者:フジワラファーム
通算成績:2戦2勝(重賞1勝)