大井のカリバーンが1番人気に応え、重賞初制覇を決めた(写真提供:岩手県競馬組合)
3日、盛岡競馬場で第36回せきれい賞(3歳上・芝2400m・1着賞金300万円)が行われ、2番手でレースを進め、2周目3コーナーで先頭に立った吉原寛人騎手騎乗の1番人気カリバーン(セ7、大井・藤田輝信厩舎)が、そのまま直線に入り、外から追いすがる3番人気ミカエルビスティー(牡7、岩手・千葉幸喜厩舎)に1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分31秒1(良)。
さらにクビ差の3着に2番人気オールマイウェイ(牡4、岩手・村上実厩舎)が入った。
勝ったカリバーンは、父デュランダル、母リーチマイハーバー、その父ボストンハーバーという血統。JRAから大井に移籍後、ダートで3戦して勝ち星を挙げられなかったが、JRA重賞でも上位に入った実績のある芝に替わったここで見事快勝し、初めての重賞制覇を果たした。
【勝ち馬プロフィール】
◆カリバーン(セ7)
騎手:吉原寛人
厩舎:大井・藤田輝信
父:デュランダル
母:リーチマイハーバー
母父:ボストンハーバー
馬主:(有)社台レースホース
生産者:社台ファーム
通算成績:28戦6勝(JRA24戦5勝・重賞1勝)