長い競り合いを制して、3番人気の
バリアーモ(牝、父シンボリクリスエス、美浦・高橋裕)が勝ち名乗りを上げた。タイムは1分24秒7。道中はハナに立った1番人気
ストリートオベロン(2着)をマークするように2番手を確保。一騎打ちの様相を呈した直線での攻防に首差でケリをつけた。さらに1馬身1/4差の3着争いは上位2頭を見ながら運んだ2頭。2番人気
エターナルスカイ(4着)をゴール手前でかわした6番人気
ヤマタケマツリに軍配が上がった。
北村宏は「スムーズに競馬ができたことが大きい」と笑顔。切れ味を武器に6勝を挙げた母リビアーモも管理していた高橋裕師は「引っ掛かるかなと心配したが、パドックでもおとなしかった。次走はしばらく様子を見て決めたい」と、飛躍を思い描いていた。