リトルゲルダがハクサンムーンとの叩き合いを制し、重賞連勝でサマースプリントシリーズ王者に
14日、阪神競馬場でセントウルS(3歳上・GII・芝1200m)が行われ、好位の内でレースを進めた丸田恭介騎手騎乗の4番人気リトルゲルダ(牝5、栗東・鮫島一歩厩舎)が、直線で外に持ち出して、2番手追走から一旦先頭に立った1番人気ハクサンムーン(牡5、栗東・西園正都厩舎)に並びかけ、同馬との叩き合いを制して優勝した。勝ちタイムは1分7秒4(良)。
1.1/4馬身差の2着はハクサンムーン、さらに1/2馬身差の3着には2番人気エピセアローム(牝5、栗東・石坂正厩舎)が入った。なお、3番人気トーホウアマポーラ(牝5、栗東・高橋亮厩舎)は8着に終わった。
勝ったリトルゲルダは、父Closing Argument、母Bijoux Miss、その父Buddhaという血統の外国産馬。前走の北九州記念に続く重賞連勝で、サマースプリントシリーズの逆転優勝を果たした。また、この勝利で10月5日に行われるスプリンターズSの優先出走権も手にした。
【勝ち馬プロフィール】
◆リトルゲルダ(牝5)
騎手:丸田恭介
厩舎:栗東・鮫島一歩
父:Closing Argument
母:Bijoux Miss
母父:Buddha
馬主:栗山良子
生産者:DappleBloodstock
通算成績:20戦7勝(重賞2勝)
主な勝ち鞍:2014年北九州記念(GIII)