現地時間22日、仏・ロンシャン競馬場で行われたイスパーン賞(4歳上、仏G1・芝1850m)は、C.スミヨン騎手騎乗のヴァリクシール Valixir(牡4、仏・A.ファーブル厩舎)が優勝。勝ちタイムは1分50秒90(良)。前走のロッキンジS(英G1・芝8f)4着から連闘で臨んだドバイデューティーフリー(首G1)の勝ち馬エルヴストロム Elvstroemは2馬身差の2着に終わった。さらに3/4馬身差の3着にカシーク Cacique。また、宝塚記念に選出されているタッチオブランド Touch of Landは勝ち馬から3.1/4馬身差離れた4着に終わっている。
勝ったヴァリクシールは、父Trempolino、母Vadlamixa(その父Linamix)という血統。叔父にBCマイル(米G1)を勝ったVal Royal(父ロイヤルアカデミーII)がいる。昨年のユジューヌアダム賞(仏G2・芝2000m)、ニエユ賞(仏G2・芝2400m)を勝つなど、これで通算成績を11戦6勝とした。