7日、金沢競馬場で第34回白山大賞典(GIII・3歳上・ダ2100m・1着賞金2100万円)が行われ、先手を取った岩田康誠騎手騎乗の4番人気エーシンモアオバー(牡8、栗東・沖芳夫厩舎)が、そのまま先頭を譲らずゴールまで逃げ切り、好位から追いすがった2番人気サミットストーン(牡6、船橋・矢野義幸厩舎)に3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分12秒5(重・レコード)。
さらに3馬身差の3着に3番人気グラッツィア(牡6、栗東・角居勝彦厩舎)が入った。なお、1番人気ソリタリーキング(牡7、栗東・石坂正厩舎)はグラッツィアから1馬身差の4着に終わった。
勝ったエーシンモアオバーは、父マンハッタンカフェ、母オレゴンガール、その父Rubianoという血統。昨年の本レースを制して以降は勝ち星を挙げられないでいたが、ここで昨年同様の逃げ切りを決めて見事連覇を達成した。
【勝ち馬プロフィール】
◆エーシンモアオバー(牡8)
騎手:岩田康誠
厩舎:栗東・沖芳夫
父:マンハッタンカフェ
母:オレゴンガール
母父:Rubiano
馬主:栄進堂
生産者:栄進牧場
通算成績:47戦11勝(重賞3勝)
主な勝ち鞍:2013年白山大賞典(GIII)
【勝利ジョッキー・岩田康誠騎手のコメント】
今日の馬場はすごく先行有利の状態で、走りやすかったです。この状態を考えて早めにスパートしようと思っていましたし、馬自身も突かれると嫌気がさしてしまうので気分良く行かせました。これで賞金を加算できましたし、まだまだ若い走りをしています。これからも頑張ってほしいと思います。