道中2番手につけた戸崎圭太騎手騎乗の圧倒的1番人気ベストウォーリアが、直線に入って危なげなく抜け出し優勝(撮影:高橋 正和)
13日、盛岡競馬場で第27回マイルチャンピオンシップ南部杯(GI・3歳上・ダ1600m・1着賞金4500万円)が行われ、2番手につけた戸崎圭太騎手騎乗の1番人気ベストウォーリア(牡4、栗東・石坂正厩舎)が、直線に入って逃げた2番人気ポアゾンブラック(牡5、栗東・本田優厩舎)を捕らえて抜け出し、これに4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分35秒9(良)。
さらに1馬身差の3着に4番人気アドマイヤロイヤル(牡7、栗東・橋田満厩舎)が入った。なお、地元の3番人気ナムラタイタン(牡8、岩手・村上昌幸厩舎)は6着に終わった。
勝ったベストウォーリアは、父Majestic Warrior、母Flirtatious Miss、その父Mr. Greeleyという血統の米国産馬。単勝オッズ1.2倍という断然人気に応え、念願のGIタイトルを手にした。重賞勝利は昨年のユニコーンS、今年のプロキオンSに続き3勝目。
【勝ち馬プロフィール】
◆ベストウォーリア(牡4)
騎手:戸崎圭太
厩舎:栗東・石坂正
父:Majestic Warrior
母:Flirtatious Miss
母父:Mr. Greeley
馬主:馬場幸夫
生産者:BuckPondFarmInc
通算成績:14戦7勝(重賞3勝)
主な勝ち鞍:2013年ユニコーンS(GIII)
【勝利ジョッキー・戸崎圭太騎手のコメント】
ここ何戦かは後ろからでしたが、元々競馬の上手な馬で、スタート出て二の脚も良かったので、あの位置(2番手)につけました。道中はスローペースだったと思いますが、折り合いつきましたし、リズム良くいい雰囲気で走ってくれて、直線も良く切れてくれました。
初めて乗せていただいた時から素晴らしい能力を持っている馬だなと思っていましたし、順調にここまで勝ち上がってくれました。これからもますますいいパフォーマンスを見せてくれると思います。