5日、盛岡競馬場で行われた一條記念みちのく大賞典(一般・ダート2000m、1着賞金700万円)は、村上忍騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝120円)トニージェント(牡8、岩手・村上実厩舎)が、ゴール前3番人気エアウィードとの叩き合いをアタマ差制して優勝した。勝ちタイムは2分5秒9(良)。さらに1馬身差の3着には7番人気のマイネルレアールが入った。
勝ったトニージェントは、父パークリージェント、母タキノトニー(その父ハビトニー)という血統。99年のデビュー以来、トウケイニセイ記念(02年〜04年)、桐花賞を3連覇するなど、岩手競馬では屈指の強豪。今回の勝利で昨年に続くみちのく大賞典連覇を達成した。通算成績53戦19勝(うち重賞11勝)。
村上忍騎手は昨年に続き同レース2勝目、管理する村上実調教師は88年トウケイフリート、96年ヘイセイシルバー、昨年に続く4勝目。