11月6日にエリザベス女王杯の1週前追い切りを行ったヴィルシーナ(奥、撮影:井内利彰)
当初、秋緒戦に予定されていた府中牝馬Sを自重し、短期放牧を挟んで、エリザベス女王杯(11月16日・京都芝2200m)に直行するローテーションを選択した
ヴィルシーナ(栗東・友道康夫厩舎)。この中間はDPでの追い切りを重ねているが、今朝も竹之下智昭騎手が跨って、DPでの追い切りとなった。
アドマイヤイバマを大きく追走する形の併せ馬だったが、6F標識から徐々にラップが遅くなる形で前との差を詰めていく。直線、内に潜り込み、仕掛けられると、一瞬で相手を突き放して、時計は6F79.2〜5F65.4〜4F51.1〜3F36.4〜1F11.3秒。直線の伸びは悪くなかったが、道中の負荷が軽い印象もあり、まだまだ本調子という雰囲気ではない。(取材・写真:井内利彰)